本会の研究会は、日本映像民俗学の会が2000年代当初に開催しました映像民族誌映画を観て「映像表現の多様性」を議論するワークショップ(不定期に開催)を行ってきました。昨今映像表現を取り巻く技術的・社会的環境が劇的に変化し、新たなパラダイムが模索されています。例えば、フェイク画像、AIによる映像構成・著作権など多方面の課題がそれですが、今後巻き起こることの諸課題には、これまでのワークショップであつかった映像作品にも内包されていました。さらなる映像表現の拡大につながる興味のある課題として再考しようではないかのとの考えあがり、継続的に諸課題解決の糸口をさがすことになりました。
コロナ禍での研究会活動の停滞もあり、これを打破するためにも映像作品を観て議論を深めるワークショップを2023バージョンとして開催することにしました。初回は、民族誌映画の黎明期に活躍され長期にわたる事前調査と参与観察法を実践したロバート・フラファティー(Robert Flaherty)の2作品をとりあげ議論を深めたいと思います。
【日時】 2023年5月20日(土) 13:00~(12:30開場)
13:00~13:20 代表挨拶(北村皆雄)、企画立案者解説(亘 純吉)
13:20~14:40 Nanook of the North (1922) 78min
14:40~14:50 ≪休憩≫
14:50~16:05 Man of Aran (1934) 73 min 16:05~16:20 ≪休憩≫
16:20~17:20 ワークショップ(参考上映含む)
※17:30~ 懇親会予定
【会場】
四谷スポーツスクエア 会議室R(47席)
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-6-4
アクセス:JR「四ツ谷」駅 徒歩約2分
https://yotsuya-sports-square.jp/#access
【資料代】 会員:無料、非会員500円
➡研究会案内パンフレット[PDF]